その時私の頭に真っ先によぎったことは、投資に対するリスクと、そんなウマい話は無い!といった固定観念であった。おまけに、アパート経営と聞いて思い浮かんだのは、元来土地を持っている地主が、自らの土地の上に税金対策で建てる新築アパートのことだった。
わたくし「最初の募集で店子がなかなか集まらければ、銀行への返済が始まってしまうのでは?」 不動産王「違うよ!既に入ってるのを買うんだ!」 それを聞いて、それまで考えたことも無かった世界を知ってしまった驚嘆が私を支配した。 私の中にあった、次の様な固定観念は、爆風によって吹き飛び、雲の様に消失した。”サラリーマンの収入は当初から低い限界が設定されており、それを破るのは至難であり、その範囲内において人生を全うすることこそが、立派な社会人である。” 細かいことは割愛するが、それから私がぶつけた不動産投資のリスクに対する質問には、その不動産王はひとつひとつ丁寧に反論した。 不動産王は言った。「不動産投資は、最も安全でかつハイリターンな投資法だ。」 そのたった2時間足らずの食事で、私の人生が全くもって変わってしまったのはいうまでもない。 食事を終え、池袋にとったホテルに帰る時の感覚を今でも忘れない。 光るネオン。すれ違う人々。どこまでも続く世界。湧き出る力。 ああそうか、今目にしている、街中のこうした物達は、手に入らない物ではないんだ。 不動産投資が私にお金を流し込み、より広い世界に手が届くようになる。 私の投資家としての人生は、こうしてスタートした。
by grandbird
| 2013-08-03 02:13
| 不動産投資
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